好みの設定を作り、FPSで有利に立て!PS4コントローラー Revolution Unlimitedをレビュー
今回は、私がPS4のゲームをする時に愛用している、ナコンレボリューション・アンリミテッドを紹介していきたいと思います。
私がおすすめしたい物の一つです。
スティック感度(以下エイム感度)を細かく調整でき、好きなボタン入力を、後ろのグリップ部分にある背面ボタン4つに設定でき、特にFPSゲームの動きの快適さ、エイムのしやすさを向上させるのに役立つコントローラーです。
どういう人におすすめか
- FPSゲームでキルレートを上げたい
- 背面ボタンがほしい
- PS4純正コントローラー以外で、無線接続・振動機能・イヤホン端子があるコントローラー
何故おすすめなのか
エーペックスなどのFPSゲームをやってると、「これがあればいいな」と思ったことはありませんか?
- エイム感度を、ゲーム設定以外で調整したい
- 左右スティックに親指に置いていて、親指を離さず、○☓△□ボタン、または十字ボタンを使いたい
エイム感度を、ゲーム設定以外で調整したい
FPSゲーマーなら、エイム感度の設定は、ものすごく重要です。
なぜならエイム感度は、相手に撃ち勝つために必要な設定だからです。
自分にあうエイム感度設定を見つければ、素早く相手に照準を向け、正確にダメージの高い部位(頭など)に照準を合わせる事が可能です。
ゲーム内の設定で自分に合ったエイム感度が見つかれば良いのですが、ゲーム内だけでの設定では満足いかない人もいます、私もその一人です。
ゲーム内のスティック感度設定で、ある程度は設定できるけど「もう少し細かく設定したい」という考えなら「ナコンレボリューション・アンリミテッド」はおすすめ出来ます。
後で詳しく説明するのですが、パソコン(以下PC)とナコンレボリューション・アンリミテッドをつなげ、ナコン公式ホームページでダウンロードできる、ソフトウェアを使えば、細かくエイム感度の調整ができます。
左右スティックに親指を置いて、親指を離さず、○☓△□、十字ボタンを使いたい
あと一つおすすめなのは、ナコンレボリューション・アンリミテッドのグリップ部分についてる背面ボタンについてです。
FPSでは常に右スティックに親指を置いてますが、○☓△□ボタンを使う時は、親指を外しますよね?
例えば、FPSにはジャンプ撃ち、というテクニックがあります。
ジャンプして相手の銃撃の被弾率を下げ、そしてジャンプしながら撃つ、というテクニックです。
ジャンプボタンを☓に設定してるなら、ジャンプしながらのエイムは絶望的です、右スティックに置いてる親指を離さないといけませんから。
ボタン配置を変えればいい、と思われるかもですが……
変えたボタン配置に、慣れるまでに時間がかかり、そもそもボタン配置は変えたくない、という人が多いと思います。
であるなら… ナコンアンリミテッド・レボリューションはグリップ部分に背面ボタンがあります。
この背面ボタンにジャンプボタンを設定して、使っていない薬指と小指を使ってジャンプをすれば、親指は右スティックに置いておけて、ジャンプエイムは容易になりますよね?
しかもボタン配置は変えなくてすみます。
背面ボタンには、自分が押しにくいと感じたボタンを設定することによって、FPSでの動きが劇的に快適になります。
実際私も、このコントローラーを買うきっかけになったのは、背面ボタンの存在が大きかったですね。
以上が、私がナコンレボリューション・アンリミテッドをおすすめする理由です。
メリット・デメリット
メリット
- 背面ボタンが4つある
- パソコン(以下PC)がなくても背面ボタンの設定が可能
- 公式専用ソフト(PC必須)を使えばプロファイル(設定)が4つ組める、ゲームごとに瞬時に切り替え可能
- PCがあればデッドゾーンやスティック感度の細かな調整が可能
デメリット
- PCがなければ細かな調整はできない
- 自分にあう設定を調整するのが若干面倒くさい
- 価格が高い、購入する場所によるが2万円以上はする
一番のデメリットは、値段ですね……
2021年7月現在、価格が高騰してて、2万5千円近くになっています。
外観・付属品
正面
スティック配置は俗に言うXBOXコントローラータイプです。
それなりに重量はあります。
左右スティックは付属品に付いている凸タイプと凹タイプに換装できます。
背面
図で説明します。
青い四角で囲っている所
グリップ部分に4つのボタン、これが背面ボタンです。
この背面ボタンにFPSゲームなら、ダッシュ、しゃがみ、ジャンプなどを入れるとかなり動きが快適になります、特にジャンプ撃ちなど。
赤い四角で囲っている所
左からプロファイル変更ボタン、無線、有線切り替えスイッチ、モード切替レバー。
プロファイル変更ボタンはパソコンで設定した1から4の設定したプロファイル(ボタン設定やスティック感度)を選択するボタンです。
無線、有線切り替えスイッチはそのままの意味ですね、無線を使う場合は付属してあるBluetooth接続USBアダプタを使ってください。
モード切替レバーは、レバー左側に数字が書かれているのですが
- 1.PS4モード(プロファイルを使わない)
- 2.PS4モード(プロファイルを使う)
- PC.PCモード(パソコンで使用)
1はパソコンで設定したプロファイルは使わない人向けのモード、「パソコンを持ってない」、又は「プロファイル設定なんて必要ない」という人はこのモードでいいと思います、このモードでも背面ボタンは使えます。
ちなみにPS4モード1で背面ボタンを設定したい場合は
- 1.プロファイル変更ボタン長押し
- 2.右スティックのLEDライトが点滅
- 3.設定したい背面ボタンを押す
- 4.その背面ボタンに設定したいボタンを押す
- 5.プロファイル変更ボタンを押す
2はパソコンで設定したプロファイルを使うためのモード、プロファイルの設定を使いたい方はこちらに切り替えを。
PCはパソコンでゲームをするときに使うモード、設定したプロファイルも使えます。
黄色い四角で囲っている所
左右は音量調整ボタン、真ん中はマイクミュートボタン、コントローラー側でこの設定が出来るのは地味に助かります。
付属品
左右ステイックの凸凹タイプがそれぞれ1つずつ入っています、初期にコントローラーに付いている分を合わせると2つずつあります。
上にある計6個ある金属パーツはコントローラーのグリップ部分に入れる重りです、これは上にも書いた通り本体の重量がそれなりにあるので個人的には使わないと思います。
重りの下にある左右の金属パーツは左右スティックに付けるスティックシャフトと言うパーツです、スティックシャフトに関しては別に解説します。
USBケーブルです。
PS4またはPCに接続するために使います。
無線モードにするためのBluetooth接続USBアダプタです。
付属ケースです。
付属ケースに全部入れるとこうなります。
スティックシャフトについて
付属品に付いているスティックシャフトと言う金属パーツ。
これは何かというと、左右ステイックのヘッドパーツを外し、赤い四角の部分にスティックシャフトを入れることによって、スティックを倒したときの最大角度が30°、38°、46°と三種類になります。
倒せる角度が広いほど精密なエイムが出来ると思いますが、入力が広すぎて逆にエイムがしづらいという人はスティックシャフトを使って調整するのもいいと思います。
PCでの感度調整
このコントローラーの真価を発揮するにはPCは必須です。
背面ボタンの設定だけならPCは必要ありませんが、スティック感度調整はnacon公式HPからソフトウェアをダウンロードし、PCにインストールをして初めて色々と調整出来るようになります。
※以前は公式アカウントに登録してからじゃないと、ソフトをダウンロード出来なかったのですが、今は登録しなくてもダウンロード可能みたいです。
お使いのPCのOSでダウンロードするソフトウェアが違います。
ダウンロードしたら、お使いの解凍ソフトで解凍して、インストールを行ってください。
ダウンロードしたソフトの使い方
PS4で使うので一番上のPS4Modeを選びます。
このコントローラーは最大4つのプロファイル(設定)を作ることができます。
例えば、1はFPS用、2はRPG用とかですね。左上のNew profileを選択して、プロファイルを作っていきましょう。
それぞれのプロファイルの名前を決めます、決めたら✔をクリック。
赤い四角で囲んだ所が設定する項目になります。
左スティックの設定となります。(右スティックの設定の仕方も同じ)
「加速度」「感度」「Y軸(縦)反転」「デッドゾーン」の設定ができます。
図の中にある線を調整することで加速度(スティックを倒した時の速度)が変わっていきます。
調整の仕方はグラフの中にある白い2点の丸を動かすだけです。
この設定によりスティックの倒し初めから感度MAXにしたり、感度MAXは最大までスティックを倒したときのみにしてスティック倒し40%~90%は中感度を伸ばすといった設定もできます。
デッドゾーン(スティック遊び)は最初はデフォルトで使ってみて、徐々に設定してみるといいと思います。
左スティックはデフォルトのままでいいと思いますが、右スティックは設定したほうがいいと思います。
自分に合う設定を作っていきましょう。
私は加速度を中感度を伸ばす設定にして運用しています。
感度(sensitivity)は右スティックの設定では-に設定しています、+のままだと感度が機敏になりすぎて私には合いませんでした。
ボタン設定です。
主に背面ボタンの設定を行うと思いますが、他のボタンも変更可能です。
変更の仕方は、図の変更したいボタンを選んで、コントローラのボタンを押すだけで変更できます。
例えば、背面ボタンにR3を設定したいなら背面ボタンを選んで、コントローラーのR3を押すだけです。
ダッシュやジャンプなどを背面ボタンに設定するといい感じに動けますよ。
L2R2の感度設定です。
L2R2の押し込み初めに入力されるようにしたり、逆に最後まで押し込まないと反応しないようにするなど出来ます。
こちらは一般設定(General setting)からできる振動の強さと右スティック周りのライトを変更できます。
振動は左右の振動の変更、ライトは色、点滅パターンなどが変更できるので色々試してみると面白いです。
以上「nacon REVOLUTION UNLIMITED」のレビューでした。
まとめ
- PCあるない関わらず背面ボタンが設定できる
- PCがあればスティック感度、デッドゾーン設定、振動の強さなどが設定可能
- FPSに限らず様々なゲームに利用可能
この「nacon REVOLUTION UNLIMITED」の前に「Nacon Revolution Pro Controller2」も使っていたのですが、あちらは背面ボタンが押しにくかったのが個人的にはマイナスポイントでした。
このコントローラーは背面ボタンの押しやすさ、グリップの握りやすさ、設定などがやりやすくなっていたので使っていて楽しいです。
背面ボタンに押しにくいボタンを設定するだけでも、FPSでの動きが快適になります。
オススメですよ、このコントローラーは。
nacon REVOLUTION UNLIMITEDのSONY公式紹介ページ
お値段は結構かかりますが、個人的には満足行く商品でした。
それでは、お読みいただき、ありがとうございました。